|
|||||||||
学習指導要領に掲げられた道徳内容の全４視点・内容項目別にドラえもん作品を30作紹介し，道徳授業での展開例をまとめてあります。
※本書で紹介する作品は「親子で学べる小学校道徳」シリーズで紹介する作品と同じです。
ドラえもん作品が持っている魅力と共に映像動画の魅力は，子どもの心を動かす大きな原動力になると実感してきました。
小学生の頃からドラえもんを漫画やテレビアニメ，映画と見続け，新声優陣でリスタートしたテレビアニメも全てチェックしてきました。
本書では，その中から，文部科学省小学校学習指導要領に掲げられた道徳内容の４つの視点をカバーすることを踏まえて，小学校「道徳」
の時間（授業）に，実際に自分自身が活用したり，同僚に活用してもらったりする等してきた「ドラえもん作品」を紹介していきます。
【目次】
※ 目次に表示されている半角数字は紹介作品の通し番号です。
※ 目次に表示されている括弧付き数字（数字）は、道徳の内容項目を示しています。そのため、紹介作品がない項目に関しては数字が抜
けています。
【道徳資料活用のポイント】
Ⅰ 中学年向け
１． 主として自分自身に関すること
（１）節度・節制、自立
1 時間の大切さを考えさせたい！
（２）勤勉・努力、忍耐
2 「さぼり心」をやっつけたい！
3 言い訳ばかり！ああ言えば、こう言う
（３）勇気
4 力があることが強さではない…本当の強さとは？
5 自分を変える第一歩は気持ちの切り替え！
（４）誠実・明朗
6 ズルをすることは恥ずかしい！
２． 主として他の人とのかかわりに関すること
（２）思いやり・親切
7 人の幸せを願い、人の不幸を悲しめる人間になってほしい！
３．主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること
（１）生命尊重
8 命には限りがあるからこそ、今「生きていること」を大切に！
（２）自然愛、動植物愛護
9 生き物を大切に育てることについて考えたい！
10 動物にやさしく接する気持ちの大切さを伝えたい！
４．主として集団や社会とのかかわりに関すること
（２）勤労
11 気持ちよく働くことについて考えたい！
（３）家族愛
12 子供への親の思いや期待について
Ⅱ 高学年向け
１． 主として自分自身に関すること
（２）希望、勇気、不撓不屈
13 失敗してもやり直すことの大切さを伝えたい！
14 未来は自分が変えてみせる！未来は僕らの手の中に！
（３）自由・規律
15 叱られない自由な生活が幸せ？
（４）誠実・明朗
16 自分がされたら嫌なことをしていませんか？
（６）向上心、個性伸長
17 周りのせいばかりにしないで、自分が変わることの大切さを伝えたい！
18 さぼっている友達の真似はするけど、努力している友達の真似はしない！
２． 主として他の人とのかかわりに関すること
（２）思いやり・親切
19 相手のことを考えた優しい行動について考えたい！
（３）友情・信頼、助け合い
20 相手のことを考えた厳しい行動について考えたい！
３．主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること
（１）生命尊重
21 命の尊さについて考えたい！
（２）自然愛、環境保全
22 時には、自然について語り合ってみたい！
23 地球環境について語り合い、調べ学習へつなぎたい！
４．主として集団や社会とのかかわりに関すること
（１）公徳心、規則の尊重、権利・義務
24 規則･ルールについて考える
（４）勤労、社会奉仕、公共心
25 働くということ
（５）家族愛
26 お母さんに感謝！
（８）国際理解・親善
27 戦争と平和について考える
28 戦争…やったらやりかえす？！
Ⅲ ドラえもん以外の作品
① 本当の強さは力が強いことではない！大切なのは強い心！
Ⅳ 道徳資料の活用方法
Ａ 約２時間のアニメ作品から10分だけ活用する
Ｂ 考えさせるのではなく、考えたくなる道徳へ
【紹介作品と道徳内容項目との関連表】 及び【索引…本書で紹介した作品の出典先など】
※ドラえもん作品以外についての詳細は，別冊「ドラえもん作品以外編(後日アップ予定）」をご参照下さい。
|
