秋田県式家庭学習ノートに負けない主体的・対話的で深い学び

こうやって進めれば家庭学習はできる!
【主体的・対話的で深い学び】対応
オンライン授業時代にできること

アクティブラーニング(主体的・協働的な学び)」から「主体的・対話的で深い学び」に変更された理由
(1)アクティブラーニングという言葉の不使用⇒意味が曖昧のまま広がってしまった
(2)協働から対話へ⇒何かを一緒に取り組んでいる「協働」だけでは,お互いの考えの関連付けは起こらない
(3)主体的・対話的だけでは未達成⇒個の学びを異質の考えによる関連付けから,深い学びへと導く必要性

14年間で約8400冊の家庭学習(自学ノート)をチェック・分析し,
導き出したポイントを,実際のノートを例示して解明!
  

本シリーズ書は理論書ではなく,実践書です。


昨今話題となっているアクティブ・ラーニングでは,「受動的学び」から「能動的学び」へ,
「何を学ぶか」から「いかに学ぶか」への質的転換が迫られている。 
その質的変換を図るためには,まず,一人追究の方法・時間の確率が必要条件となってくる。
これが確立できれば,集団での学びにおいて発言・発表時だけではなく,
聴いている時でさえも内言語で関連付けをして学んでいくことができる。 
そこで,本書では一人追究の基礎となる「家庭学習」を薦めていくために,「家庭学習ノート」を紹介していきたい。 

各巻タイトル
 「こうやって進めれば家庭学習はできる!」シリーズ各巻概要・視点など
初動・継続
興味関心編
本シリーズの原点!
本編では,教科学習とは少し違った視点の家庭学習ノートを取り上げながら,7つのコラムを紹介していきます。
【 Column … 目次 】
 1.家庭学習ノートのネーミング
 2.スモールステップとシール表
 3.必修・選択制式とチャレンジ
 4.宿題量の日々均等化
 5.宿題のパターン化
 6.1年間の段階のイメージ化
 7.情報の一極集中化
国語学習
日記編
漢字や音読・読書以外にはどのような学習があるのか。テスト前学習や自主学習といった雛形のない学習を取り上げていく。
漢字学習編
努力や工夫したことが成果に直結するため,家庭学習の指標となる学習

・漢字学習をする一般的な目的⇒漢字を覚えること
漢字学習から得られる「学ぶ力」⇒量の学習から成果につながる質の学習へ
算数学習編
算数学習をする一般的な?目的
⇒算数(計算)問題の正答を導き出す

算数学習から得られる「学ぶ力」
解けない問題を見つけ出し,解けるようになるためにチャレンジする力
理科・社会科
学習編
カラーイラストやカラーペンの活用から,新聞切り抜きやインターネット活用,栽培活動や調べ学習まで,机上から体験へと,学習の広がりが加わっていく。

  能動的に学んでいくことが本来の意味での学力(学ぶ力)であり,生きる力につながっていきます。

  だからと言って,宿題,自主学習,自由学習,自由研究等に丸投げしていてはいけません。

 もし,学校・教員が,丸投げをしているようであれば,それは役割・責任の放棄です。学校・教員は,能動的に学んでいく方法・手段を教え,
伝えていかなければなりません。
 並行して,保護者は家庭学習ができる環境・時間を整えていくことが役割・責任となってきます。

  しかし,学校・教員や保護者の役割・責任を論じている間にも,子供の大切な時間「今」は「過去」へと流れ去っています。
  だからこそ,「今」が積み重ねられ創られていく子供の「未来」のために,今すぐに始めることができる「家庭学習の方法」の解明が必要だと
実感してきました。

  そこで,小学校担任時代,14年間で約8400冊の家庭学習ノートをチェックし,学級通信で紹介してきた経験を基に,改めて,家庭学習ノート
の分析を行いました。

  本シリーズ書では,学校・教員,保護者,もしくは,子供自身,誰が読んでも能動的に「家庭学習」を進めていける方法が分かるように,実
際の子供のノートを例示し,家庭学習の具体的な方法を解明していきます。 

 また,本HPでは,下記一覧で示しているように,能動的に学んでいくための「学校・教員,子供,保護者」の三者がやるべき[家庭学習の
薦め]について,それぞれの役割を関連させてまとめてあります。本シリーズ書と併せて活用いただければ幸いです。

【追伸】
 能動的な学びを支える自尊感情(自己肯定感・有能感)を高めていく放課後活動についても家庭学習の一つとして捉え,加えてあります。
※本シリーズはでもご覧頂けます。

学校・教員がやること
家庭でやること
子供
保護者
段階の明確化
一年間のイメージ化

※「道徳の時間」を活用して意識を高める。
理解

確認・理解・協力
習慣化を図る
ためにすること
1.日々の課題をパターン化する
2.日々の課題量を均等化する
3.使用するノート・学習カード等のセット化
家庭学習をしなくても良い日を設定する。
【例】土・日曜日以外に取り組む等
1.環境確保
2.時間確保
3.課題パターンを知る。
必修・選択
チャレンジ
課題
1.パターン化した必修課題提示
2.パターン化した選択課題提示
※取り組みの有無のみをチェックする。
3.チャレンジ学習提示
※学習前に理由・目的,学習後に感想を書く。
1.必修課題は全員取り組む。
2.選択課題は選択者のみ取り組む。
※採点や直しまで自分で完結する。
3.チャレンジ学習への取り組みは,
  チャレンジ(任意)とする。
※選択課題は子供の実態に応じ
 保護者が判断して,学期ごとに
 適宜,申請する。
家庭学習ノート
ノートの使い方を提示する。
※取り組んだ時間帯を記録する。
ノートの使い方を理解する。 ノートの使い方を知る。
1.方眼罫ノート活用
2.ネーミング※メイン及びサブ
3.表紙飾りの自由化
1.常時携帯
2.濃く,丁寧に書く。
1.ノートを切らさない。
※ストックしておく。
2.ノートを惜しまない。
進め方
(内容)
の明示
提示
算数
1.丸投げしない。
2.繰り返しドリルのみを宿題にする。
1.復習・繰り返しドリル
2.丸つけ&直し
直し(補助)
国語

1.目的がわかるネーミング
2.スモールステップ
 @三新出漢字出題 ※努力帰属
 Aステージ制(各五回)
3.小中大テスト
4.誤答やり直し累積増加制
5.成果の見える化(シールなど)
6.小テストと練習ノートの表裏共用
1.自己チェックテスト
2.自己採点&覚え直し
1.初書きチェック
※なぞり字形・書き順
2.最終チェック(補助)

1.五七五タイトル
2.友だちとの関わりチェック
週一日以上取り組む。 1.題材になる生活を提供する。
2.会話の話題にする。
3.新聞切り抜き等素材提供

1.辞書引きの機会をつくる。
2.意味調べ等の素材を提供する。
チャレンジ学習 1.年齢にあった辞書準備
2.一人一冊の辞書提供



1.一冊携帯習慣化
2.持続可能な読書記録カードの提供
※一言感想選択式カード
3.本紹介カードの活用(交換・評価・紹介)

4.隙間読書時間提供
1.常時一冊以上携帯
2.毎日15分以上
1.一冊以上携帯習慣化
2.一緒に本屋へ行く(買う・見る)
3.一緒に図書館へ行く(借りる)
4.会話の話題にする。
体育
授業と関連した活動ヒント提供 チャレンジ学習 見る及び一緒にチャレンジ活動
社会
理科
生活科
総合等
授業と関連した学習ヒント提供 チャレンジ学習 1.地域学習での見学・体験協
2.調べ学習での見学・体験協
3.実験・飼育・観察への協力
4.新聞切り抜き等素材提供
図工
音楽
家庭科
1.イラスト・作品など紹介
2.調理実習・裁縫など題材提供
チャレンジ学習 買物・料理・体験など協力
テスト関連
1.原則,一日一テスト(専科と連携)
2.テスト範囲&実施日明示(学級通信活用)
3.テスト前まとめ学習を課題とする。
4.テスト直しの資料を提供する。
1.自分で考えたまとめ学習に必ず
  取り組む。
2.テスト直しはチャレンジ学習
  とする。
テスト結果とテスト前まとめ学習
セットで評価する。
※結果と過程の一体評価
※努力帰属
学級会
学級会ノートの活用 チャレンジ学習 会話の話題にする。
家庭
との
連携
連絡帳
1.家庭学習ノートと連絡帳の共用化
2.学級通信「連絡欄」活用(宿題・持ち物等)
常時携帯 家庭学習ノートに触る・触れる。
音読
1.定期的(週一)に資料提供
2.家庭との連携を目的とした資料の提供
※キャリア教育・リズム音読等資料
週一回以上
※回数は任意
1.しっかりと聞く。
2.会話する。
学習方法
の共有化
1.学級通信で紹介する。

2.子供同士で交換・見合う機会を作る。
学級通信を読む。 学級通信を読む。
自尊感情
自己肯定感
有能感
1.いいところ見つけ会企画
※グルーピング・課題設定゙の工夫
2.放課後活動の把握
3.保護者・子供への事前通知。
1.集まれる日を事前調整する。
2.放課後に集まって活動する。
放課後時間の確保・協力・理解
ゲーム感覚
1.ポイントカード制(シール・判子等活用)
※無価値の価値化
※プラスαとして扱い,目的とはしない。
2.忘れ物チェックカード一体化
常時携帯 1.ポイントカード:温かく見守る。
2.忘れ物カード:厳しく臨む。

     

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